片桐みかんの日記

感じた事や、伝えたい事をおもいつくまま書いてます。

禅の言葉「仏性」

こんばんは。

今日は植西聰さんの本「動じない心をつくる禅の言葉」から紹介します。

月は夜空に一つしかないが、あらゆる水の上に月影が映っている。

 一月天にありて 影は衆水に印す

   圜悟克勤(えんごこくごん)の語録

夜空に付きは一つしかありません。

しかし、月の姿は、地上の水たまりや池、湖や川の流れなど、あらゆる水の面に映し出されています。

この言葉は、月を仏にたとえているのです。

つまり、「仏は一人しかいません。しかし地上のあらゆる人間の心には仏の姿が映し出されているのです」という意味を表しています。

人の心に映し出された仏の姿が「仏性」です。

「仏性」を、「清らかな心」「正しい生き方」「やさしい気持ち」と言い換えてもいいかもしれません。

禅では人の心の乱れや迷いは、「つまらない自分」へのこだわりから生まれると説きます。

たとえば、「生きる自信がなくなった」という思いがしてきた時、そんな心境から抜け出すための一つの方法として、こんなふうに考えることができます。

「私の心の中には、仏が宿っている。仏が、正しい方向に私の人生を導いてくれる」

自分の中に仏がいると考えることで、生きる自信が湧いてくるのです。

 

 

私は禅の言葉も好きで、植西聰さんの書いた禅の言葉は分かりやすく、昔の言葉を声に出して言ってみると、昔にタイムスリップしたみたいです。

明日は放送大学の単位試験だというのに、ブログを更新しています。最近「ブログを楽しみにしています。」、と言われ、俄然張り切っている私です。

勉強したかと聞かれれば、少しはやった。大きな山を張って臨む単位試験。山が外れたら谷底へ・・・